このゴーグルは航空機用の物である。ゴーグルとは要するに保護眼鏡のことであるが、
特にこのゴーグルを必要としたのは、複葉機時代の風防も何も無い時代の必需品
であった。高々度になれば外気温度から顔も目も
守らなければならない。それはと言うのは、空というものは高度が上昇するほどに
気温が下がり、1.000mで6℃ずつ温度が下がって行くのである。地上が例えば摂氏30度の時
、6.000m上空では−6℃になる。更に上昇すれば更に下がる事となるので、どうしても
飛行帽、飛行眼鏡、マフラーなどは無くてはなら無い必需品となる。
その他にも空中戦になった時、機体に被弾した破片などが飛散した時に、目などを負傷したら
最悪の事態に陥るため、絶対に必需品なのである。
しかし、風防を備えた航空機でもゴーグルは必需品であった。
敵の銃弾などで遮風板や風防などを撃ち抜かれた時、破片などから目を守るなどの役目を果たす
重要なものなのである。目をやられたらパイロットは致命傷なのである。命を落とす確立がとても高かった。
通称「鷲の目」「鷹の目」などと称され、ガラスは二重になっており間に曇り止めと
破損時の飛散を防ぐためのゼラチンが注入されていた。
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