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「一、航空兵力
(一)現在数(三月一〇日)セイロンを含む印度方面二三ビルマ
八〇(うち戦闘機二〇ないし三〇パーセント)
(二)増援兵力(四月初頭完了の見込み)北阿、中近東から増派中一五〇英本土よ
り増派中一〇〇同準備中のもの八〇二、艦艇の動静(三月上旬現在)
(一)インド洋所在艦艇は、コロンボ、ボンベイ、モンバサ、ダーバン等を基地として行動
しつつある。主なものは、戦艦リヴェンジ、ロイヤ・サヴァリン、ラミリーズ
(いずれも英艦)空母ハーミズ、インドミタブル(同)重巡コンウォール(英)、
ロンドン(英)、スーザン(英)、キャンベラ(濠)
(二)近く増派が予想される兵力戦艦二隻、空母二隻英戦艦キングジョージ五世
およびウォースパイトは二月下旬以後、インド洋および濠洲水域に回航した、
という情報がある(以下略)」次はこれにより、南雲が三月一九日に下令した作
戦命令の前段、「敵情分析」である。「諸情報を綜合(そうごう)するに印度
洋方面には戦艦三隻、空母二隻、甲巡四隻及乙巡約十一隻を基幹とする英艦行
動し又印度方面(セイロンを含む)には総計約五〇〇機の航空うち兵力存するも
のの如し以上の中(うち)相当の兵力をセイロン島方面に配備せられ又一部
ベンガル湾に行動算大(さんだい)なりと
判断す濠洲方面には英蘭濠米兵力の一部残存しあるものの如きも詳細不明なり」
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